≪国際交流≫


          

      フィリピンのミンダナオ島にある国立ミンダナオ大学イリガン工科校 (The Mindanao State University-
     Iligan Institute of Technology : MSU-IIT)
との学術交流を推進しています。
     過去10年以上の間にフィリピンのミンダナオ島などを合計8回訪問しました。そして現在、私は「国際貢献」
     という事柄に関して次のように考えています。

      アジアの発展途上の国に何らかの貢献をしたいと考えたときに、自分がしたことが本当に貢献になって
     いるのかどうかの評価は、なかなか難しいことです。 自分としては留学生等を日本の大学に受け入れて、
     研究指導等を行って国際貢献をしたつもりになっていても、その留学生が本国に戻らずに第3国等に行った
     ままになってしまった場合には、留学生を送り出した大学や国から見れば「頭脳流失」であり、国際貢献
     ではなく優秀な人材を奪われたように感じるでしょう。 その意味で私は、あまり多くのアジアの大学と交流
     する気にはなれません。

      国際交流することで相手の大学にどのような影響を与えているのかを1つずつ確認しながら交流して行く
     のが必要だと思っています。 次のようなことをしています。

     (1)1997年に新潟大学理学部と国立ミンダナオ大学イリガン工科校理学部の間で学術交流協定を結びました。
        これは理学部が外国の大学と結んだ最初の学術交流協定でした。

     (2)1999年から中南部フィリピン物理学会 (Samahang Pisika ng Visayas at Mindanao: SPVM)の顧問
        として、現在までにSPVM年会(学術講演会と総会)に6回参加し、講演会及び学会運営についての助言を
        行ってきました。

     (3)国立ミンダナオ大学イリガン工科校・物理学科の研究者や大学院生を約10名程度、6ヶ月から1年の期間
        受け入れて共同研究を行ってきました。


       



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